肩甲骨のゴリゴリ音が気になります。
こんにちは。
岡山リハビリ&トレーニングセンターの杉原です。
先日お越しいただいたお客様から「肩甲骨を動かすとゴリゴリと音が鳴る。大丈夫かな?」とご質問を頂きました。
皆さんも、このような疑問を持ったことはあるかもしれません。
肩甲骨の片方を回してゴリゴリ音が鳴る状態は、部位や音が鳴る原因によってリスクが高いものもあります。
そこで今回は、肩甲骨の片方からゴリゴリ音が鳴る状態について解説いていきます。
様々な原因がある中で肩甲骨の片方からゴリゴリ音が鳴る理由の1つが、肩甲骨と肋骨の間にある筋肉の挟み込みです。
これは背中や肩甲骨の外側で音が鳴る方が当てはまります。
肩甲骨は肋骨の上で浮いているような構造になっています。
そのため、大きく動かすことができる一方で、不安定な骨でもあるのです。
その不安定さを補うために、肩甲骨の周りには17個の筋肉がついており、この筋肉が肩甲骨を安定させるように働いています。
この17個の筋肉が硬くなってしまったり、力の釣り合いが変わってしまうことがあり、そういった場合に肩甲骨の正しい位置にズレが生じます。
そうすると肩甲骨と肋骨の間が狭くなっていき、徐々に肩甲骨が肋骨側に押し付けられ、肩甲骨と肋骨の間にある筋肉を挟み込んでゴリゴリと音が鳴ってしまうんですね。
ゴリゴリと音が鳴る中では比較的危険性は低い方ですが、繰り返すことで筋肉に炎症を起こしてしまい、痛みを引き起こすケースがあります。
痛みを悪化させないためにも、肩甲骨がゴリゴリ鳴る症状がある方はそのままにせずお気軽にご相談くださいね。
本日も通常通り営業致しております。
ご連絡お待ちしております。