背中が張って辛いです。その2

2025/07/30 ブログ

おはようございます。

岡山リハビリ&トレーニングセンターの杉原です。

前回のブログで「背中の張りの原因はお腹にあることもある」とお伝えしましたが、今回はその仕組みについてもう少し詳しくご紹介します。

デスクワークで前かがみが続いたり、猫背姿勢が続いたりすると、自然とお腹の筋肉(腹直筋や腹斜筋、インナーマッスルである腹横筋など)が縮こまり、固くなってしまいます。

すると、体はバランスを取るために背中側の筋肉が引っ張られ、緊張が強くなってしまうのです。

また、呼吸が浅くなる人も要注意です。お腹が硬くなることで横隔膜の動きが制限され、肋骨が広がらず、呼吸のたびに背中や肩周りの筋肉が過剰に働くようになります。

これが慢性的な背中の張りや、肩こり、さらには疲れやすさの原因にもつながってきます。

こういったパターンでは、背中をいくらマッサージしても根本的には良くなりません。

原因は「前側」、つまりお腹にあるからなんです。

ただし、「お腹を強く押せばいい」というわけではありません。

強く押してしまうと、かえって体が緊張してしまったり、不快に感じることもあります。

丁寧に、状態を見ながら整えていくことが大切です。

このように「どこが悪いか」ではなく、「どこに原因があるか」を見極めることが改善のポイントですね。

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