リハビリの頻度について

2021/11/01 コラム

リハビリといってもどのくらいの頻度で行うべきか迷われている方も多いのではないでしょうか。
リハビリの頻度に関して、詳しく紹介していきたいと思います。

▼リハビリとは
リハビリとは、専門職による機能回復訓練ととらえられることも多いのですが、それだけでなく幅広い意味を持っています。
障害をもった方が可能な限りもとの社会生活をとりもどすことを意味していて、本人が生活の中で積極的に体を使うことが重要になって
きます。
体の不自由が残っても、安心して生活ができるような社会を実現することが大切といえます。

▼リハビリの頻度について
リハビリの頻度はそれぞれの人の状況に応じて変わってきます。
改善時間・期間に差が出てきますが、物理療法の場合には1日おきくらいに通って大丈夫です。
痛みが強くてきつい場合など毎日通ってもよいです。
ですが運動療法・リハビリ運動の場合は、体操の方向性が定まるまで週に1回くらいのペースで通うことになります。
体操が定まったら2週に1回、さらに症状などが落ち着いてきたら月に1回くらいといったペースに変えていきます。
徐々に通う頻度を減らしていくようにしていきましょう。

▼リハビリの種類
医療リハビリテーションの方法は、基本的に3種類あります。
理学療法・作業療法・言語療法があります。
回復期リハビリテーションで受けられるリハビリは、一人ひとりの症状や状態に応じて変わってきます。
また同じ疾患でも患者さんごとに重症度など違ってきますので、それぞれに応じたリハビリ内容が重要になってきます。

▼まとめ
リハビリを行なう際は、今の状態をしっかりと把握したうえで症状に応じた適切なリハビリを行なうことが重要になってきます。
自分のペースでゆっくりとリハビリを継続させていきましょう。