片麻痺の歩行について
片麻痺になると毎日の生活を送るうえで、さまざまなことが大変になってきます。
片麻痺の歩行に関して、詳しく紹介していきたいと思います。
▼片麻痺とは
片麻痺とは、身体の左右どちらかに麻痺の症状が見られる状態のことをいいます。
右脳または左脳の神経障害によって引き起こされる症状になり、運動機能に影響することが多くなっています。
麻痺の程度は、人によって軽度から重度までさまざまになります。
▼片麻痺の歩行について
片麻痺になると歩行に支障がでてくる場合は多いです。
歩行による移動が大変になると毎日の生活全般が大変になり、気分的にも落ち込みやすく外に出るのも嫌になってしまうことも
あります。
ほとんどの人がいつまでも自分の足で歩きたいと思っていますよね。
片麻痺になってしまった場合、正しい歩行方法で安全に色々な動作を行なうことが大切になってきます。
■装具
片麻痺によって歩行が厳しくなった場合に装具を使用してリハビリを行なったりします。
装具はより動的でバランスのとれた歩行をもたらしてくれたり、尖足や拘縮の予防にもなります。
身体を上手くコントロールできない方にとっては必需品となってきます。
■正しい歩行練習
正しい歩行方法を身につけることが大切になってきます。前進・安定・適応の3つの能力が重要といえます。
できるだけ頑張らずに省エネで進み、長時間体を起こした直立位を保てて、環境の変化に対して体を合わせられることが必要に
なってきます。
身体機能が正しく機能するためにも自分の目指したい歩行はどのようなものなのかを考えて、理想に向かってリハビリを継続する
ことが必要になってきます。
■ストレッチやマッサージ
歩行に使用する筋肉にストレッチやマッサージを行ないます。
股関節を回す・膝の曲げ伸ばし・足首の曲げ伸ばしなどをして筋肉に刺激を与えていきましょう。