歩行の痛い原因とは
普段と同じように歩いていたら、急にひざやふくらはぎが痛くなって歩けないなどの経験をお持ちの方は多いのでは
ないでしょうか。
歩行の痛みの原因に関して、詳しく紹介していきたいと思います。
▼歩行の痛みの原因
人は全体重をかかと、親指のつけ根、小指のつけ根の3点で分散して支えています。
この3点のバランスが崩れてしまうと体重がうまく分散されないため、足のトラブルを引き起こす原因へとなっていきます。
3点を結んで弧を描くばねのようなものをアーチといい、全身のバランス維持と、歩く時のスムーズな重心移動、歩行時の衝撃吸収
などのさまざまな役割を行なっている大事な部分となります。
■閉塞性動脈硬化症
脚の血管にあらわれた動脈硬化のことで、血管の詰まりが原因で、ももやふくらはぎが痛くなって歩けなくなります。
放置していると次第に歩ける距離が短くなり、歩いていない時でも痛みなどが出てくる場合がありますので注意が必要です。
■間欠性跛行
歩行を行なうことで下肢の痛みと疲労感が強くなって、足をひきずるような歩き方になっていきます。
足を休ませることで再び歩けるようになりますが、骨や関節に異常がありますのでしっかりとリハビリを行なうことが大切です。
■脳卒中
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など脳にトラブルが起きると発生します。
発生すると後遺症として歩行が困難になったり、運動障害、言語障害など残ってしまう場合があります。
■腰部脊柱管狭窄症
腰部の骨、関節、椎間板、靭帯などに異常が起きて、神経が圧迫されて長く歩いたりすることが厳しくなります。
痛みやしびれなど出てきます。
▼まとめ
歩行の痛みの原因はケガや病気をはじめ、さまざま考えられます。
痛みを感じたら、早めに原因をつきとめて処置を行なうことが大切になってきます。